婦人科

主な婦人科診療

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜症
  • 卵巣嚢腫
  • 子宮内膜ポリープ
  • 妊娠初期中絶
  • 子宮がん検診

*当院では不妊治療は行っておりません。

日帰り内視鏡手術(腹腔鏡下手術および子宮鏡下手術)、円錐切除術

手術は必要な方に、適切なタイミングで行っております。
手術医以外の治療法も提案しておりますので、他院で手術を勧められ、悩まれている方はぜひご相談ください。

腹腔鏡下手術腫瘍、腹腔鏡の専門医師による低侵襲手術を提供いたします。
低侵襲手術とは、体への負担が少なく、術後の回復が早い、早期社会復帰可能な手術のことです。

当クリニックでおこなっている手術

当クリニックでおこなっている手術スケジュールはこちら
日帰り手術(子宮頸部レーザー蒸散術・子宮鏡下手術・円錐切除術)スケジュール(PDF)
腹腔鏡下手術スケジュール(PDF)

子宮頸部レーザー蒸散術 手術適応

  • 子宮頸部異形成
円錐切除術 手術適応

  • 子宮頸部異形成
  • 初期子宮頸がん
子宮鏡・腹腔鏡下手術 手術適応

  • 子宮筋腫
  • 卵巣嚢腫
  • 子宮内膜ポリープ

手術実績件数

2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
総手術数 31件 76件 100件 68件 105件 85件
腹腔鏡手術 11 15 14 26 18 13
子宮鏡手術 18 49 65 31 36 20
円錐切除術 0 11 19 10 20 18
レーザー蒸散術 27 28
腟式筋腫核出術 2 0 0 0 0 0
尖形コンジローマ焼灼/切除 0 0 0 1 0 2
処女膜中隔切除術 0 1 0 0 0 0
子宮頸管狭窄開口術 0 0 1 0 0 0
子宮内異物除去術 0 0 0 0 2 2
外陰部腫瘍切除術 0 0 1 0 1 1
バルトリン腺嚢胞開窓術 0 0 0 0 1 1

実際の入院スケジュール

円錐切除術、子宮鏡下手術

  • 前日

    お食事は手術前日の22時まで可能です。

  • 当日 9:00

    手術当日は朝9時に入院していただきます。(手術開始時間により変わります)

  • 当日 午前

    飲水は手術予定の2時間前まで可能です。
    手術前に点滴をし、午後手術開始です。

  • 当日 午後

    手術が終了し、麻酔から覚めたら回復室で休んでいただきます。
    術後の血圧や脈の変動がないか、痛みの状況を観察し、問題なければご帰宅いただけます。
    (術後の回復時間は個人差がありますので観察時間は異なります)

腹腔鏡下手術

  • 前日

    お食事は手術前日の22時まで可能です。

  • 当日 9:00

    手術当日は朝9時に入院していただきます。(手術開始時間により変わります)

  • 当日 午前

    飲水は手術予定の2時間前まで可能です。(経口補水液を摂取していただきます)
    手術前に点滴をし、午後手術開始です。

  • 当日 午後

    手術が終了し、麻酔から覚めたら回復室で休んでいただきます。
    術後の血圧や脈の変動がないか、痛みの状況を観察します。
    (術後の回復時間は個人差がありますので観察時間は異なります)

  • 2~3日目

    翌日まで観察し、翌朝採血をおこない、朝食を召し上がっていただいたら午前中の退院となります。
    (手術内容により手術当日の退院、もしくは術後2−3日目退院の場合もあります)

傷の例

対象疾患、腫瘍の大きさ、位置などに合わせてお傷の数や位置も異なります。

  • お傷の例①
  • お傷の例②
  • お傷の例③
  • お傷の例④

産科婦人科内視鏡手術登録事業について

  1. 本研究の目的および登録事業への参加の目的

本研究は、全国の医療施設における手術・治療情報・合併症のデータベース作成と、その報告です。日本全国の産婦人科内視鏡下手術の現状の把握および適正な医療水準を維持するために全国調査を行うことで、医療の質と安全性の向上に役立てることができます。本研究により、各医療施設の特徴や課題をはっきりと理解した上で改善にとりくむことができます。また、手術にともなうリスクを理解した上で、患者さんやご家族とともに手術・治療の方針を決定することができるようになります。このようにより良い医療の提供に繋がることを目指しております。加えて、さまざまな研究と連携することで、臨床現場がさらに充実した医療を提供できるようとりくむ手助けをすることができます。これらの目的を達成するために、一般社団法人日本産科婦人科内視鏡学会において、認定研修施設および技術認定医制度と連携した内視鏡下手術症例登録のデータベースを構築しております。

  1. 登録の内容および匿名化処理について

2020年1月1日から2025年12月31日までの間に、本研究の参加施設において、診断、治療のために産科婦人科疾患に関わる内視鏡下手術(腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術)を受けられた方を対象とします。

患者さんから発生する試料はございません。日本産科婦人科内視鏡学会の登録システムに登録される情報は、手術ごとに診療録から抽出されカテゴライズされた、診断名、施行手術術式、手術時間、合併症の有無、合併症の内容、合併症の程度、合併症の転帰、手術日と患者番号から算出されたハッシュ値となります。ハッシュ値は情報の一意性を担保するためのもので解析や二次研究には利用されません。

詳しくは日本産科婦人科内視鏡学会における手術および合併症登録に対するご協力のお願い】(PDF)をご参照ください。

該当される方におかれましてはご理解とご協力をお願いいたします。なお、本登録事業に関してご質問、ご不明な点等ありましたらお問い合わせください。